永冨研二とテネシーファイブ





永冨研二とテネシーファイブは毎週土曜日にケニーズに出演しているケニーズの顔です。

1958年、研二の兄、永冨陽一などとテネシーファイブを結成。
日本では珍しい、スティールギターやフィドルが入ったフルバンドで、レイ・プライス・シャッフルなどのトラディショナルカントリー独特のリズムを得意とする。

2008年に結成50周年を迎えた。フィドルの安味勝とボーカルの永冨研二は60年間以上に渡ってバンドを支えてきた大きな柱。
現在、40歳代から80歳代まで幅広い年代のメンバーが在籍する。
全員が仕事を持ちながらバンドを続けてきたという21世紀型のアメリカンルーツバンド。


メンバー紹介


永冨 研二 (ボーカル)
1941年2月21日生まれ
1958年テネシーファイブ結成
'88年テネシー州名誉州民、ナッシュビル市名誉市民を受ける。「Grand OleOpry」に6度の出演、「Midnight Jamboree」に3度のゲスト出演。
「CountryDream」と銘打ち、ハンク・トンプソン、コニー・スミス、スキーター・デイビス、レイ・プライス、チャーリー・マッコイとのコンサートを毎年開催。2004年から京都市主催で円山野外音楽堂に場所を移し、毎年10月にホストを務める。
'92年カントリー専門ラジオ番組「ナッシュビル・ホットライン」のパーソナリティー。'95年阪神大震災救済コンサートを開催。'97年6枚目のアルバム「ザ・デュエット」をリリース。'00年 京都由縁のカントリー&ブルーグラスアーティストによるコンサート「KYOTO OPRY」をMATT下野氏と設立。2017年で18回を数える。
'04年 初のライブアルバム「LIVE FROM KENNY'S」をリリース。
カントリーミュージックの持つ三要素「誠実、素朴、哀愁」を大切に、音楽を通じ、日米間の架け橋となるべく草の根的な活動をし、毎週土曜日の「ケニーズ」でのライブレギュラー出演、コンサート、ライブ・ハウスでの演奏活動を続ける、「デイタイム・デンティスト、ナイトタイム・カントリーシンガー」である。
芋焼酎とステーキ、この世で一番旨い。


安味 勝  (フィドル)
1941年10月13日生まれ。1962年フィドルコンテストに出場、堂々の優勝を飾る。1997年 念願のグランド・オールオープリーに出演。幼い頃からバイオリンを学ぶ。大学時代に永冨研二の誘いを受けテネシーファイブに加入し以来50年を越えてテネシーファイブのリードミュージシャンとして活躍している。
テネシーファイブの看板レパートリーの一つ「Orange Blossom Special」は他の追随を許さない。
京都東山の名峰如意ヶ岳(大文字山)を毎日欠かさず征服。
近江牛さえあれば・・・牛肉大好き。


福田 吉春 (ペダル・スティールギター)
1947年2月15日生まれ。学生時代にスティールギターの音色にとりつかれカントリーミュージシャンとなる。その後いくつかのバンドを経験し、1982年テネシーファイブのメンバーとなる。ナッシュビルでの経験を生かしたスティールギタースタイルは美しいハーモニー。
稀代のスティールギタープレイヤー「バディー・エモンズ」から大きな影響を受ける。
辛いものともやしは苦手。


鍋田 雅己  (ベース、ボーカル)
1947年7月22日生まれ。1989年テネシーファイブ参加。ジャズィーなボーカルとベースは定評。
カントリー、ジャズ、ハワイアン、ラテン、ポップス等に深い知識を持つオールラウンドプレイヤー。
料理に関しては一流だけにちょっとウンチク・・・。


森田 泰正  (ドラムス)
1956年12月31日生まれ。1979年テネシーファイブ参加。1993年、レイ・プライス、チェロキーカウボーイズと共演、ミュージシャンとして多大なインスピレーションを受ける。
常に新しいドラミングを追求、日本屈指のカントリービート奏者。
アイスコーヒー(ちめたい)が大好物。


諏訪 よし子 (キーボード、ボーカル)
1974年3月1日生まれ。オールディーズ、カントリーに興味を覚え、フロイド・クレーマーのピアノタッチに出会い、カントリーピアノの演奏を始める。2009年4月からジンバブエに3年間赴任、休会後、2012年4月にカムバック。
円熟したフィーリングでテネシーファイブに新しい風を吹き込んでいる。
最近は結構シキリを入れています。


永冨 真梨  (ボーカル)
1979年1月17日生まれ。1998年テネシーファイブ参加。
2001年アルバム"Hear My Heart"をリリース。
2003年マキシシングル"ふたりの音楽"をリリース。
2004年 単身渡米、ナッシュビルに在住。音楽出版Blue Water Music Corp. とAmerican Music Associationで働く。
2007年 京都を拠点に。週末のケニーズライブで力強いボーカルを展開。


木村 タケシ  (ギター、ボーカル)
1946年11月5日生まれ。大学時代からバンド活動に興味を持ち、あらゆるジャンルのギタリストとして京都で活躍。
2014年リーダーの誘いで大好きなカントリーのギタープレイヤーとして入団。
生粋の京都人。温和な性格とジョージ・モーガンを思い起こさせるクルーナー歌手。いつの間にやらテネシーファイブにすっかり馴染んだ雰囲気は心強い。応援よろしく。好物は旅。


森山 公一  (ボーカル)
1973年12月11日大阪市生まれ。大学時代に結成したバンド「オセロケッツ」のソングライター/ボーカリストとして97年にメジャーデビュー。以降シングル10枚、アルバム3枚をリリース。ソロ名義のシングルも2枚発表している。他アーティストへの楽曲提供・プロデュース、マニアックな執筆活動など幅広い分野で活躍。2015年6月、初のソロアルバム「Record!」をリリース。
2016年12月、「テネシーファイブで勉強させてください。荷物運びから力仕事からコンサートやライブのサポートまで」と。テネシーファイブの第6のシンガーとして参加。奇数月第1土曜日と偶数月第2土曜日のケニーズ、その他エクストラのライブに出演している。